高校3年のころ、物理の時間にトランジスタに関することを少しだけやっていた。
ただ、当時は、いきなりNPN接合がどうだとかホールに電子が入ってどうだとか、そんなことだけを教えられて、
肝心な「何のために使うのか」ということを教えられずにずっと概念だけを説明されていた。
興味があれば調べたのかもしれないけど、当時はこちらの方に来ることはないだろうな、と考えていたので、
「まぁ、そんなものもあるんだな」という程度にしか考えて無かった。
さて、当時は考えてなかったけど、ロボットをやるようになって自然とここら辺の知識が付き始めた。
結局のところ、デジタル回路でトランジスタを使うのは、スイッチのための役目なんだね。
自分が一番印象的だと思ったのは、モータドライバの制御に使うFET(Field effect transistor)というトランジスタ。
モータドライバは、モータを動かすために必要な回路で、マイコンからモータを直接動かそうとすると
マイコン側の電流が足りなくなってしまうので、マイコンからの入力に合せて電源からの電流を増幅させるというもの。
この中で、増幅を行っているのがFETで、トランジスタからのわずかな電流を使ってスイッチを行って、
電源からの電流を流すことにより、モータに大電流を流すことができている。
これを実感したときは、「あぁー、なるほど」と非常に納得した。
非常に細かいことですが…
- トランジスタはベースに流れる``電流'でスイッチを入れます。
- FETはゲートにかかる``電圧'でスイッチを入れます。
電流制御型、電圧制御型で消費電力などが異なるので注意。
ほっしー - 2009-07-25 01:34:29
ぉ、指摘していただいて、ありがとうございますー。
制御方法がそれぞれ、電流と電圧とで違うんですね。。。
そこら辺は、全然気づきませんでしたね。勉強になります。
yasuharu - 2009-07-26 13:28:02