あるとき「このSSDはM.2で接続されてるんだよ」と言われ「何それ?」と。
調べてみるとPCI Express M.2なんていう規格がいつの間にかあったんだね。
要約するとこんな感じ:
- 接続するカードの形状と端子の配列のみを規定した規格
- 端子にはPCIe/USB3.0/I2C/DPなどが割り当てられる。端子の配列はソケットの種類(Key ID)によって決まる
- また、端子の配列はソケットの種類によって全く異なる。端子配列だけ見ると信号線に電源ラインが当たる場合もある
- ソケットの種類はデバイスの用途(SSDだとかWifiだとか)によって決まる
- Wikipediaの説明を見ると「多くのレーン数を備えて高速化…何かすごい規格!?」と読めるけど、あくまでも規定しているのは「カードの形状と端子の配列」
- (PCI Expressに比べて)小さなスペースで挿抜可能な高速バスのデバイスをつなげる、というのが利点になるのかな
- Key-IDが2つの場合、任意の組み合わせが使えるように見えるが、そうではなく規格で使用できる組み合わせが決まっている
最初、Wikipediaの説明を見て「いまいち納得出来ない…」と思って、PCI-SIGの仕様書を読んでみて上記の通り納得ができた。