脳科学の視点から見た、人間のくせとか考え方を客観的に見つめた本
脳には妙なクセがある (扶桑社BOOKS)
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さらっと読んでみると「あぁ、確かにこれある」って思うことが多いね。
と同時に、自分が無意識的にやっている癖があるんだよ、ってことを
多くの人が知ってくれると、議論してて困ることが少ないんだけどな…とも思ったり。
ま、まずは自分自身にあてはめて、うまく脳と付き合って行けると良いね。
気になったポイントは以下のとおり。
- 人間の老化について
- 脳自体はそれほど老化せずに、むしろ先に衰えるのは体。脳が衰えていくのは体力衰退の錯覚ではないだろうか
- 幸せな気分の注意
- 嬉しい気分のときには安易に状況を判断する傾向がある
- 「やっぱりね」という感情
- ある物事が起きたとき、自分は正しくこの事態を予測していたのだと勘違いする癖がある
- 脳はブランドにこだわる
- 行動と感情の選択
- 自分の行動と感情が一致しないとき、これらの矛盾を一致するように解決しようとする。つまりどちらかを変更する
- 人間の情報の使い方
- 年をとると情報収集型人間から情報利用型人間へと変化していく傾向がある。気が付くと行きつけの店ばかりに行ってしまう
- ときには思い切って冒険することで、普段とは違ったワクワクするような「若さ」が保たれるのかも?
- ストレスの年齢傾向
- 幸せを感じる度合いは、U字曲線。20才以前まで高く、40、50代が再低迷期。これを超えると回復し始める