ThinkPad X60 + Ubuntu Linuxでの無線LAN接続

ThinkPad X60でUbuntu Linuxから無線LANがデフォルトで
使えると思ったら、そうではなかった。
それについてのメモを残しておく。

まず、Intelのサイトからドライバをダウンロード。

ダウンロード検索結果
http://downloadfinder.intel.com/scripts-df-external/filter_results.aspx?strTypes=all&ProductID=2198&OSFullName=Linux*&lang=jpn&strOSs=39&submit=Go%21

自分は、USBメモリにダウンロードして、
先にWindows上で解凍を済ませておいた。

次に、UbuntuのほうでUSBメモリを接続。
自動的に認識してくれて、/media/usbdisk/というディレクトリから
USBメモリにアクセスできる。

そして、インストールの作業開始。

このとき、自分の環境では普通にやると、エラーが出てしまった。
先に、そのエラーが出た状況を書いて、そのあと、
エラーが出ない方法について説明する。

まず、ソースディレクトリに入る。

cd /media/usbdisk/e1000-7.4.35/src
(各自の状況に合わせてください)

そして、インストール。

sudo make install

このときのパスワードは、ログインしている
ユーザーのパスワードでいい。
このとき、次のようなエラーが発生してしまう。

catman モードで /var/cache/man/cat7/e1000.7.gz に書き込みできません

そこで、ここからがエラーの回避策で、Makefileをのぞいてみると
これはmanに登録しているだけだ、と自分は考えたので、
次の行をコメントアウトした。

Makefile 328行目
man -c -P[cat > /dev/null] $(MANFILE:.$(MANSECTION)=) || true

man -c -P[cat > /dev/null] $(MANFILE:.$(MANSECTION)=) || true

(日記の仕様上、シングルクォーテーションを[]にしてあるので、変更してください。)

そして、再度、sudo make installすると、ほぼ正常に完了。
再起動すると、無線LANが使えるようになるので、
システム→システム管理→ネットワークの管理、から、無線の接続を行う。

Posted at : 2007-03-28 09:47:39 / Category : none

Comments

似たような症状だったので、助かりました

wrss - 2016-10-15 09:00:54

こんばんは、
新調したデスクトップに Vine linux 6.5 を入れたら、
NICを認識してくれず、途方にくれていたのですが、
貴方の記事を発見して何とか動くようになりました。
ハードウエア:o'zzio MX38110 intel Core i3-8100
OS:Vine Linux 6.5
ドライバ e1000e-3.4.2.1.tar.gz をインテルのページから落として、
make install したら同様のエラーが出たので、e1000e-3.4.2.1 の
Makefile の342行目をコメントアウトしたらうまく行きました。
どうもありがとうございました。

kadowaki - 2019-01-02 23:45:10

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